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[書籍] ガラス高機能化への加工技術書

熱可塑性CFRP技術集 材料・成形・加工・リサイクル

立ち読み


ガラス高機能化への加工技術書−

エレクトロニクス、オプティクス、エネルギーなどの先端分野で応用!

〜ガラス強化、表面微細加工、接着、コーティング〜


製品応用のために脆性材料であるガラスを、強化薄型化高平坦化薄膜生成接着

高機能化への加工技術を徹底的に詰め込んだ、納得の1冊!


発刊日

2012年9月27日

体裁

B5判上製本  335頁

価格(税込)

64,800円(会員価格 61,560円)  会員登録について

 定価:本体60,000円+税4,800円
 会員:本体57,000円+税4,560円

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発 行

サイエンス&テクノロジー(株)
送料無料

ISBNコード

978-4-86428-055-6

Cコード

C3058






著者

伊藤 節郎    東京工業大学
稲葉 誠二    東京工業大学
吉田 智      滋賀県立大学
上部 隆男    (地独)東京都立産業技術研究センター
加藤 保真    旭硝子(株)
長嶋 廉仁    日本板硝子(株)
田牧 純一    北見工業大学
久保 明彦    北見工業大学
畝田 道雄    金沢工業大学
土肥 俊郎    九州大学
山崎 努      九州大学
大森 整      (独)理化学研究所
呉 勇波      秋田県立大学
郭 会茹      秋田県立大学大学院
角田 光雄    文化女子大学(現 文化学園大学)
角田 薫      文化学園大学
西井 準治    北海道大学
本間 剛      長岡技術科学大学
小松 高行    長岡技術科学大学
松村 隆      東京電機大学
幸塚 広光    関西大学
内山 弘章    関西大学
尾山 卓司    旭硝子(株)
川島 敏      メルテックス(株)
高橋 誠      大阪大学
須賀 唯知    東京大学
吉田 昌弘    鹿児島大学
武井 孝行    鹿児島大学
湯浅 章      セントラル硝子(株)
藤田 卓      (株)機能性ガラス研究所
平尾 一之    京都大学
岩野 隆史    セントラルグラスファイバー(株)



趣旨

ガラスの歴史は古く、紀元前4000年より前にエジプトやメソポタミアで既に作られていたと考えられている、材料のなかではもっとも古いものの1つです。永い年月を経てなお、現代の様々な分野で活用されています。
近年、スマートフォンの台頭を機に、エレクトロニクス分野で再び注目を浴び始めただけではなく、フォトニクス、エネルギー、バイオテクノロジーなど様々な先端技術においてガラスという材料 がその価値を見出されています。
ですが、脆性材料であるガラスをいかに製品に応用していくかは、多くの企業にとって課題でもありました。
そういった現状を踏まえ、製品応用のための加工技術を徹底的に理解いただけるような内容の書籍を企画いたしました。
ガラスは、これからも様々な分野で、より強く、より薄く、より加工しやすくなり、応用されていくでしょう。
その際の一指針として、ご活用いただけたら幸いです。
(企画担当)


≪ポイント≫
◎ガラスの破壊現象を知り、破損解析によって信頼性を勝ち取るためには!?
◎脆性材料であるガラスを強化することによって、高い強度を得る!
◎高平坦化、薄片化への要求に対応するための適切な研磨法は!?
◎ガラスの表面微細加工により、商品への対応を図る!
◎ガラス上へのコーティングにおける適切な手法を知る!
◎薄板ガラスの製法から商品応用化まで徹底解説!



≪本文より一部抜粋≫

 壊れたガラス製品を調べることにより破損の原因を明らかにすることを,狭い意味での破損事故解析といい,さらに,再発防止対策や製品設計の改善までを考えることを,広い意味での破損事故解析という。モノづくりには広い意味での破損事故解析が重要である。
 その破損が製品の欠陥によるものか,使い方の誤りによるものかなど原因がわかれば,的確な防止対策を立てることができ,未然に事故を防ぐことができるのである。事故という不名誉なことの後始末的な要素が強いので,あまりやりたくない仕事,あまり関わりたくない仕事と考える人もいるが,事故をきちんと調べて,結果をその後の安全設計に反映させれば,従来より安全で信頼性の高い製品をつくることができるのである。
(第2章2節より)


 従来の磁場利用研磨法において媒介に使用するMF とMRF は,砥粒の分散性や流動性,また保持力に一長一短があり,研磨効率や加工精度の安定性の点で問題がある。そこで, MF の粒子安定性と流動性,MRF の粒子保持力を併せ持つ新たな磁気感応性流体である磁気混合流体MCF(Magnetic Compound Fluid)14)を媒介に使用する新しい磁場利用研磨法を筆者らが提案した。
 MCF の中に砥粒を混合すると,一種の新しい磁場に反応する機能性スラリー(以下ではMCFスラリーと呼ぶ)が作製される。これまで平面や小曲率鏡面の鏡面仕上げに適用したところ,その有効性が確認され,特に微細リブや溝を有する微細3D 表面の研磨に有効であることが明らかになった・・・
(第3章5節より)

 ガラス上への金属皮膜形成には,真空製膜法とめっき法が適用可能である。めっきは,宝飾品等の装飾,自動車等の機械部品の防食から半導体パッケージやチップ部品,これを搭載するプリント配線板やハードディスクドライブ等電子機器の製造まで,われわれの日常生活には欠かせない技術である。
 被めっき物は金属だけでなく,ガラス,樹脂やセラミック等の絶縁体まで幅広く用いられている。めっきに必要な設備は真空成膜装置と比較して低い投資ですみ,皮膜析出速度が速く,量産性において優れていると考えられる。ガラス上へのめっきの適用は,鏡製造における銀めっき,プリント配線板のガラスクロスへの銅めっきが代表的なものであり,工業的に幅広く用いられている。
(第6章3節より)

[書籍] ガラス高機能化への加工技術書

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目次


第1章 主な種類のガラス組成及び特性
1. ガラスの定義
2. ガラスの構造と特徴
3. ガラスの組成
3.1 酸化物ガラス
3.2 非酸化物ガラス
3.3 混合系ガラス
4. ガラスの特性
4.1 光特性
4.2 機械特性
4.3 熱特性
4.3.1 熱膨張と熱収縮
4.3.2 熱伝導
4.3.3 粘度
4.4 化学特性

第2章 ガラス破壊現象の把握及び破損事故解析
第1節 ガラスの破壊現象における破壊応力と破壊挙動
1. ガラスの理論強度と表面傷を有するガラスの実強度
1.1 応力,ひずみ,弾性率
1.2 理論強度と実強度
2. 応力拡大係数
3. 破壊靭性値と臨界エネルギー解放率
3.1 破壊靭性値
3.2 臨界エネルギー解放率
4. ワイブル統計
5. 疲労破壊(応力腐食)
5.1 き裂の速度
5.2 ガラスの疲労
6. ガラスの押し込み変形
6.1 ガラスの硬度と押し込み残留応力
6.2 押し込み変形が き裂発生に与える影響

第2節 ガラス製品の破損事故解析
1. 破損事故解析の重要性
2. ガラスはなぜ壊れやすいのか
3. ガラス製品の強度とはなにか
4. ガラスの破面とクラックの見方
4.1 激しい衝撃(機械的衝撃など)による破面
4.2 緩やかな衝撃(熱的衝撃など)による破面
4.3 破面の模式図
4.4 クラックの枝分かれと波面の関係
4.5 クラックの見方
4.6激しい破壊、穏やかな破壊の特徴
5. 破損事故解析の進め方
5.1 破損状況の調査
5.2 破片の回収
5.3 破片の観察、復元
5.4 クラックの観察、起点の確認
5.5 破壊の全容及び原因の究明
6. 事故より学ぶこと

第3章 ガラス強化法による高強度ガラスへのアプローチ
第1節 物理強化ガラスの概論及びシミュレーション技術
1. 物理強化ガラスの概論
2. 風冷強化ガラスの製造技術
2.1 垂直吊り強化法
2.2 ガス炉法
2.3 水平曲げ強化法
2.4 風冷強化用ノズル設計技術
2.5 薄板ガラス物理強化
3. 風冷強化ガラスの残留応力シミュレーション技術
3.1 ガラス物理強化シミュレーションとNarayanaswamyモデル
3.2 ガラス物理強化シミュレーションの事例
3,3 風冷強化ガラス製造にともなう光学的歪の解析
3.4 ガラス物理強化シミュレーションの課題

第2節 ガラスの化学強化
1. 化学強化(低温型イオン交換法)の方法
1.1 強化の原理
1.2 イオン交換と拡散
1.3 応力の発生と緩和
1.4 イオン交換の方法
1.4.1 イオン交換用溶融塩とその条件
1.4.2 溶融塩の汚染
2. ガラス組成
3. 化学強化したガラスの性能
3.1 実用ガラスの強度
3.2 化学強化ガラスの諸特性
3.2.1 応力分布
3.2.2 強度
3.2.3 その他の性質

第4章 ガラスの研削・研磨技術および表面形状評価
第1節 ガラスのクラックフリー研削技術
1. ガラスの弾性と塑性
2. 研削加工における弾性と塑性
2.1 研削加工プロセスにおける弾性と塑性
2.2 ガラスの単刃フライカットにおける弾性・塑性・脆性
2.3 ガラスの加工精度と弾性・塑性
3. クラックフリー研削加工
3.1 クラックフリー研削を実現するための基本的考え方
3.2 切れ刃トランケーションの効果
3.3 クラックフリー研削の事例

第2節 固定砥粒によるガラス研磨技術
1. DP による固定砥粒研磨のための計算機シミュレーション
1.1 計算機シミュレーションの概要
1.2 片面枚葉方式を対象とした最適化シミュレーション
2. 計算機シミュレーション結果に基づくガラス基板の固定砥粒研磨特性
2.1 試験方法と意義
2.2 ガラス基板の固定砥粒研磨による表面性状創成過程
2.3 DP 定盤の表面積比率が研磨特性に及ぼす影響
2.3.1 表面積比率が研磨距離特性に及ぼす影響に関する計算機シミュレーション
2.3.2 表面積比率が研磨距離特性に及ぼす影響
2.4 ガラス基板の表面粗さ

第3節 CMP によるガラスの超精密研磨技術
1. ガラス研磨メカニズムの考察
2. 加工環境コントロール研磨技術
3. 酸化セリウムに替わる新規代替砥粒

第4節 ELID 研削と磁性流体研磨(MRF)を相乗した超精密加工プロセス
1. 超精密ELID 鏡面研削の特徴
2. 磁性流体研磨(MRF)法
2.1 原理と特徴
2.2 加工手法
3. 加工実験と考察
3.1 形状精度の改善効果
3.2 前加工面によるMRF 特性の差異
3.3 表面粗さと形状精度の両立
4. ナノプレシジョンELID 研削

第5節 磁気混合流体(MCF)における研磨のメカニズム及び応用
1. 磁気混合流体(MCF)スラリーの組成と磁場作用下の挙動
1.1 組成
1.2 スタティック(静的)磁場作用下の挙動
1.3 ダイナミック(動的)磁場作用下の形状復元現象
1.4 磁場作用下の加工力
2. 研磨加工特性
2.1 加工原理と実験装置
2.2 各種材料のテスト結果

第5章 ガラスの表面微細加工技術
第1節 ガラスの洗浄技術
1. ガラスの表面
2. ガラス表面の汚染
3. 代表的な汚れの表面からの汚れの剥離技術とその機構
3.1 代表的な汚れ
3.2 汚れの剥離機構
3.2.1 汚れおよび被洗浄表面の洗浄液によるぬれ
3.2.2 有機質汚れの剥離
3.2.3 無機質汚れの剥離
3.2.4 粒子汚れの剥離
4. いろいろな汚れが付着している表面の洗浄
5. 利用可能な洗浄技術
5.1 湿式洗浄技術
5.2 物理洗浄技術
5.2.1 超音波技術
5.2.2 低圧フラッシング技術
5.2.3 ウエットブラスト洗浄技術
5.2.4 2 流体ジェット洗浄
5.2.5 マイクロバブルを利用した洗浄技術
5.3 乾式洗浄技術
5.3.1 紫外光の利用
5.3.2 光励起洗浄
5.3.3 フッ化水素(HF)ベーパ洗浄
6. 実際のガラス洗浄

第2節 ガラスのモールドプレス技術およびナノインプリント技術
1. モールド材料と成形装置
2. モールドの微細加工
2.1 ドライ加工法
2.2 切削加工法
3. ガラス成形プロセス
4. 成形・離型特性の評価
5. ガラスインプリントによって得られる光学素子
5.1 反射防止構造
5.2 回折格子

第3節 レーザーによるガラスの位置選択的表面改質と形態制御

1. ガラスの熱物性と組成設計
2. 結晶化の機構とその形態
3. レーザー照射によるガラスの結晶化機構とその形態
4. 光非線形性結晶ラインパターニングと光導波
5. 化学エッチングを援用した表面加工
6. 面内に結晶配向を有する結晶二次元パターンの形成

第4節 ガラスの切削技術
1. ガラスの平削り切削
2. ガラスのエンドミル切削
3. エンドミルによるガラスの片側側面切削
4. ボールエンドミルによるガラスの深溝加工
5. エンドミルによるガラスの溝加工の応用

第6章 各種ガラスへのコーティングによる薄膜生成技術
第1節 ゾル−ゲルウェットコーティング
 1. コーティング液の種類とゾル−ゲルウェットコーティングという言葉について
 2. ゲル薄膜の作製
  2.1 ディップコーティング
  2.2 スピンコーティング
  2.3 ラミナーフローコーティング
 3. ゲル薄膜の焼成
 4. 膜厚の制御
 5. 亀裂発生の問題
 6. 残留応力の問題
 7. スピンコーティング膜の放射状凹凸の問題
 8. 各種ゾル−ゲルウェットコーティングにおけるトピックス
  8.1 水溶液をコーティング液とするゾル−ゲルウェットコーティング
  8.2 ポリシラザンをシリカ源とするゾル−ゲルウェットコーティング
  8.3 プラスチックスを基材とするゾル−ゲルウェットコーティング
  8.4 自己組織化による薄膜表面のパターニング

第2節 ドライコーティング
 1. スパッタリング法
  1.1 マグネトロンスパッタリングと反応性スパッタリング
 1.2 絶縁性薄膜の反応性スパッタリング
  1.3 高速成膜技術
  1.4 その他の注目されるスパッタ技術
 2. CVD
 3. 材料開発
 4. 膜構成
 5. シミュレーション
第3節 ガラス上への無電解めっき
 1. ガラスへのめっきプロセス−キャタライジング法
 2. センシタイジング−アクチベーティング法
 3. ガラスへのめっきプロセスの改善 コンディショニング−アクチベーティング法

第7章 ガラス接合・接着技術
第1節 陽極接合
 1. 陽極接合の原理
 2. 陽極接合が可能な材料
  2.1 ケイ酸ガラス
  2.2 導体
 3. 陽極接合の実際
 4. 陽極接合継手への逆電圧印加の影響

第2節 常温接合
 1. ガラス・イオン結晶性材料の接合技術
 2. プラズマ活性化接合
 3. 表面活性化常温接合
 4. ガラスおよびイオン結合性材料の表面活性化接合

第3節 バナジウム系の封着加工用鉛フリーガラスの開発
 1. 鉛フリーガラスの設計方針
 2. 鉛フリーガラスの調製と諸特性評価
  2.1 V2O5-ZnO-BaO 系の鉛フリーガラスの調製
  2.2 V2O5-ZnO-BaO 系の鉛フリーガラスへの第四成分金属酸化物(TeO2)の添加効果
  2.3 鉛フリーガラスの特性評価
  2.3.1 示差熱重量分析装置(TG-DTA)による熱特性評価
  2.3.2 熱機械分析装置(TMA)による熱膨張係数測定
  2.3.3 粉末X 線回折法(XRD)による構造評価
  2.4 封着実験
  2.4.1 ソーダライム板ガラスを用いての封着実験
  2.4.2 平面蛍光管の封着実験
  2.5 耐水性評価
  2.6 平面蛍光管の点灯試験
 3. 結果および考察
  3.1 V2O5-ZnO-BaO 系ガラスの特性評価
  3.2 V2O5-ZnO-BaO-TeO2 系ガラスの特性評価
  3.3 ソーダライム板ガラスの封着加工
  3.4 セラミックフィラーを混合しての熱膨張測定
  3.5 耐水性評価
  3.6 封着加工した平面蛍光管の連続点灯試験評価

第8章 薄板ガラスの成形加工技術動向
第1節 フロート法
 1. フロート法の設備
  1.1 フロート法の原理
  1.2 フロートバス
  1.3 フロートバスの雰囲気管理
 2. フロート法による板ガラスの製造
  2.1 フロート法の概要
  2.2 ウェットバックフロー
  2.3 厚板製造プロセス
  2.4 薄板製造プロセス
 3. フロート法の最近の進歩
  3.1 特殊組成ガラスの製造
  3.2 超薄板ガラスの製造
 4. フロート法の課題
  4.1 ガラス基板の大型化
  4.2 品質の向上

第2節 ダウンドロー法およびフュージョン法
 1. ダウンドロー法について
 2. ダウンドローで生産された材料および製品について
  2.1 比較的薄型を対象とした液晶基板ガラス
  2.2 抵抗膜式ガラス/ ガラスタイプの薄型ガラス
  2.3 イメージセンサー用カバーガラス
  2.4 レーザーダイオード用カバーガラス
  2.5 近赤外カットフィルター用基板ガラス
  2.6 磁気ヘッド用スペーサーガラス
 3. ダウンドローで製板された代表的な材料とスペック
 4. フュージョン法について

第3節 ディスプレイ用ガラスとナノテクノロジーへの応用
 1. ガラスはなぜ壊れやすいか
 2. フェムト秒レーザーを用いたガラスの高強度化

【注意事項】

本書籍は、サイエンス&テクノロジー株式会社より発刊しております。
当社ホームページからお申込みいただきますと、サイエンス&テクノロジー株式会社から ご郵送にて書籍等をお送りします。

ご請求書は、弊社より別途郵送します。
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■固体粒子の分散安定化の要望は、分野を問わず多い。非常に多い。
 裾野の広いテーマでもあり、技術者・研究者の共通の悩みどころでもありましょう。

 どのような粒子を用いるか? どのような材料を他に加えるか? どのようなプロセスで加工するか? どのような環境下で用いるか?

 ⇒ 本書は、材料やプロセスの因子など“実際の場面に即した形”で、現象理解と問題解決への糸口が満載。
 ⇒ 図表も多く用い、また分散剤や表面調整剤などの化学構造を示し、その設計思想と特徴をも明らかに!


■本書は、分散安定化のみならず。

 添加した配合物にどんな物性面・作業性面で影響を与えるか? 使用にあたってどのように添加剤を選ぶか?
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■さらに、分散剤以外の添加剤技術、評価方法、新しい分散剤も記述。

 なぜなら、スラリーやペースト・インキなど“塗布する段階での問題”も多いゆえ。
 せっかく分散体を作っても、きちんと塗布できないと評価もできない。
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 ⇒ きちんと塗れてはじめて評価に値し、工業的に意味がある。
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 本書では、分散実験をする研究者・配合設計者、あるいは分散剤そのもの構造と役割の理解、選定の方法を模索されている方々を対象として記述している。したがって分散に関する理論を説明するのが趣旨ではない。現象の理解と分散不具合の解決にむけて、分散剤を中心に糸口を提示したい。また分散体本来の特性を引き出すために、塗布性を向上させる添加剤技術に関しても述べる。いくつかの事例を通じて、分散配合の考え方を深めることを狙いとする。
2013年 若原 章博 
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 タッチパネルは上述した方式を問わず,各種素材膜の複層で構成されているため,多様な素材・基材・接着剤や粘着剤の張り合わせプロセスを経て製造されている。その工程内や製品になった後の外観・機能保護を目的にした保護塗装が施されていることが多い。その中でも傷つき防止・耐摩耗性を目的としたいわゆる「ハードコート」が多く適用されている。
-----------(第1章 バイエル マテリアルサイエンス 桐原氏 執筆「はじめに」より抜粋) -----------

 上記のような用途の他にも、フィルム、プラスチック、塗料、コーティング膜は自動車・精密機器・身の回りの生活品などより多くの製品に用いられ、「耐擦傷性」「防汚性」「耐指紋付着性」などのさらなる機能性がますます求められています。

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 本来絶縁性である高分子に対して、その真逆の性質である導電性や静電気非帯電性を付与した組成物は、高付加価値材料として多方面で活躍しています。導電性組成物は、電気制御を可能とする新たな付加価値材料群として、更なる展開が期待されています。
 一方、現実の姿に眼を向ければ、製造現場や開発現場において、さまざまな技術障壁が待ち構えています。たとえば、導電材料が選べない・コンパウンドが分散不良を起こす・物性が毎回安定しない・正確な導電性が測定できない・経時に導電性が低下する・・・等々、具体的な障壁を挙げれば枚挙に暇がありません。
本書は導電性組成物の配合設計歴30年の著者が、実際に自ら配合を行い実証された知見、あるいはマスプロ製造を経て製品化された経緯の中から得られた教訓を中心に、構成されています。観念的な抽象論に染まることのない本書の内容は、製造開発現場において「活きた情報源」としての価値が、十二分に発揮されるものと信じています。
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[書籍] “新”光学レンズ技術

64,800円(税込)
光学設計を始めたばかりの初心者からもう一度基礎から学びたい中堅クラスの方にも対応!

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☆ポイント☆
 ◎波動性を考慮した詳細な計算が必要な場合は?
 ◎信頼できる解析結果を得るためには、適切なシミュレーションツールの使い分けとは?
 ◎回折レンズの撮像系や光学系適用による性能向上への設計技術
 ◎高画質化・小型化・低コスト化に寄与するレンズの非球面化における自由曲面の応用
 ◎レンズエレメント毎に適した光学材料の特性は?熱可塑・熱硬化樹脂とガラス材料から探る!
 ◎非球面レンズ加工に必要な加工要素技術を徹底解説!ガラスモールド加工も網羅!
 ◎マイクロレンズ作製における注目技術!インクジェットプリントによる製造技術
 ◎各光学系における正確な評価・解析・測定技術による高精度製品への適応
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<まえがきより>
 本書の対象である光学レンズの主たる学問領域は、言うまでもなく光学であるが、その実現には製品仕様に適した光学設計、レンズ材料、製造技術、測定評価など広範な技術が不可欠な総合技術である。
 『技術は進んでいるが、事業では・・・』と冷やかされない優れた応用商品を開発・製造するには、上記した技術分野はもとより、その境界領域を含め広範な分野の、しかもアカデミックな理論から工学技術・設計ノウハウ・加工技能に至る広範な知見を基に新たな光学レンズ技術を創造することが不可避である。
 本書誕生の背景には、「失われた20年」と言われる我が国の現状がある。例えば、デジタル化・コンピュータ化・ソリッドステート化の進歩進展に伴い、製品自体のみならず、設計ソフト・生産技術・測定評価設備など全てでその見方に大きな変革が余儀なくされている。即ち、普通の製品なら特に原理・理論を知らなくても設計ツール、生産設備を購入すれば、それなりのものは誰でも作れるようになってきている。右肩上がりの成長期やバブルの状況では、技術的であれ経営的であれ少々難があっても問題が表立たないが、一旦伸びが鈍化、ましてやマイナス成長になると種々のボロが出て来る。我が国がそのような状況にあるにもかかわらず、旧態依然とした発想に固執していたのでは終わりの見えない縮小均衡から脱し得ないという危機感である。…
 …百科事典でないので本書で全てを網羅することは不可能である。頁数の制限により公知の球面加工や光学ガラスについては一部除外せざるを得なくなったことは、ご容赦戴きたい。本書が踏み台となって、必要に応じより高度な知見修得していただき、ガラパゴス化することなく新規な発想の技術開発に結びつくことを期待する。その結果として、終わりの見えない縮小均衡から脱し、持続的技術優位性を確保する技術並びに産業の発展に寄与することができれば望外の喜びである。本書が有効活用されることを心から祈念する。

最後に、本書刊行の意義をご理解戴き、快く執筆を引き受けて下さった方々に謝意を表します。

村中技術士事務所
所長 村中昌幸
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[書籍] 目からウロコの熱伝導性組成物 設計指南

43,200円(税込)
 電気電子機器の高度の発達に伴い、内部で発生する熱が引き起こす多様な問題が顕在化しています。その対策の有力な手段として、ゴムやプラスチック、接着剤やグリースに熱伝導性を与え、系外に熱を放散させる試みが展開されています。

 元来、ポリマーというのは熱伝導を妨げるという本質的な性質を有しています。その組成物に熱伝導性を付与することは、大きな矛盾への挑戦であり、更に技術的困難性という高い壁との戦いでもあります。この課題解決の一助として、2011年11月に「目からウロコの熱伝導性組成物 設計指南」と題されたセミナーが開かれ多数の参加がありました。セミナー終了後もご質問やご相談の類が続いたため、セミナーの内容をオンデマンドで参照できる技術資料として本講演録が企画されました。

 講演録では、時間の関係でセミナーでは時間をかけて説明できなかった部分や、プログラムから割愛された部分も、新たに稿を起こして組み込みました。配合設計から製造技術、熱伝導測定や理論的考察に至る、あらゆる技術要素の理解と確認が可能となる構成になっています。熱伝導性組成物の担当者ばかりでなく、熱対策に携わるすべての技術者にとって、有用であり示唆に富んだ講演録であると確信し、ここにご案内させていただきます。
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[書籍] 無電解めっき技術 〜基礎、密着性・評価〜

59,400円(税込)
◎ 過去に当社で開催しためっき関連の講習会では、下記のようなお客様の声がありました。
◎ そのような背景で、技術者・研究者の声を反映した内容にすべく、実務に活かせる、無電解めっきの基礎技術を中心に、密着性・構造・物性・信頼性評価などを取り入れました。ぜひお役立ていただけますと幸いです。

◎ 本書は下記のような方に最適!
 ・めっき膜の密着性向上、メカニズム、評価方法を知りたい ・粒子成長、結晶化、めっき電極形成を知りたい
 ・トラブル解明に役立てたい ・めっきの応力、分析、結晶構造の制御を知りたい ・めっきの研究を始めたい
 ・製品への応用・開発に役立てたい ・浴条件を知りたい ・結晶や欠陥をコントロールしたい!
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[書籍] 粉体・微粒子のサイズリダクション技術

64,800円(税込)
急速に進歩する最先端技術。
近年では製品の小型化・高性能化に多くの企業が努力し競争をしています。
高度に発展した社会では、同様に高度なサイズ・リダクションを要求され、如何に多くの機能を有し、且つコンパクトにするかが重要な課題となっています。

━☆ポイント☆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  
   ・粒子の物性と粉砕の関係は?正確な粒子径測定法を知る。
   ・この素材に最適な粉砕機はどれ!?各種粉砕機の特徴と選定法から見つける!
   ・粉砕による粉体・粒子の活性化で新素材の開発を!!メカノケミカル効果を理解する!
   ・摩耗・付着・凝集・粉塵爆発など、実ラインにおけるトラブル対策を網羅!
   ・高精度な分級操作の実現のためには??分級・篩い分け操作の完全理解!
   ・噴霧乾燥(スプレードライ)の原理から装置の操作法まで!
   ・粉体ハンドリングの各工程トラブルに対応!ナノサイズの粉体の処理も!

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各技術分野における素材の基礎、粉砕・分級技術を完全網羅し、製品の高性能化に伴うサイズリダクションの要求及び現場に即した実ラインでのトラブル対策への指針として活用いただけるよう、企画いたしました。


≪本文一部抜粋≫
ジェットミルは、流体エネルギーを利用した全く可動部分のない微粉砕機であり、1940年ころから実用化され始めたといわれ、医薬品等の微粉砕機として特殊な産業分野で使用されていた。最近では、各産業分野での超微粉砕の要求が高まるにつれ・・・・・・それらの要求に応えるべく新製品の開発及び改良が重ねられてきた。
 ・・・・また衝突板式ジェットミルが開発され、気流式分級機と組み合わせることで、従来粉砕困難であった難粉砕性物質も微粉砕を可能にした。さらに特殊なガスを利用した雰囲気下で微粉砕を行うことで、従来の空気雰囲気下では達成できない微粉域まで粉砕する事を可能にした最新の技術を紹介する。
(第2章6節より)
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[書籍] フィルムの加工トラブル対策技術

64,800円(税込)
≪ポイント≫
◎塗布スジ、塗布ムラの具体的対策は?塗工液の温度・ダム内液面レベルは?
◎蒸着目的、工程、蒸着フィルムの特質を理解!コストを抑えて、量産するためには?高速成膜をするには?
◎基材と接着剤の接着不良の対策は?ラミネートプロセス中の問題は?
◎コロナ処理、プラズマ処理、EB照射、UVオゾンの処理条件の影響やプロセス中の対応
◎テンション制御のシステム構築手順やウェブ搬送のシワ・スリップ防止方法をユーザー視線から解説!
◎製袋充填自動包装機のメカトロニクス化などの最適化条件!
◎除電器の適切な使用法から静電気測定時の注意事項まで幅広く解説!
◎ゴミやほこりの発生と不良原因を理解。コンタミ対策のクリーンルームの4原則!

 機能性フィルムの塗布技術を,技術的課題や問題点とそれらの解決方法について考察する。特に,本報では,現場の実用化段階で発生すると思われる問題点(塗布スジ,塗布ムラ,膜厚の不均一化,泡,ブツ…)を中心に,その対策方法についても言及する。
 具体的には,機能性フィルムの実用化時によく利用されているダイコート技術を中心に述べるが,当初の実用化段階でよく利用されていたグラビアコートや,接着剤等の塗布によく利用されているコンマコートの課題・問題点にも触れる。
(第1章1節より一部抜粋)


 共押出コーティング・ラミネーション法には以下のような特徴がある。
(1) 工程削減 (2) 薄膜化 (3) 低温成形 (4) 加工性の改良
 一方で,装置・樹脂の流動・加工条件が複雑であるため,様々なトラブルが発生しやすい。本節では,共押出コーティング・ラミネーション法に発生する下記トラブルについて,主に樹脂の観点からの対策法を紹介する。
・ 界面不安定化現象 ・ マイグレーション ・ 層間接着不良
(第3章4節より一部抜粋)


 フィルム製造工程における異物付着対策として,一般的にクリーンルームをはじめとするクリーン化技術が導入されるケースは近年急激に増加している。しかし,クリーンルームを導入すれば,一気に解決というわけではない。むしろ,クリーンルームを導入したにもかかわらず,良品率と清浄度の相関が取れず,クリーンルームの管理に苦慮される方の声をお聞きすることの方が多い。
 この章では,そもそもクリーン化技術とはどのような技術で,フィルム製造工程に応用するにはどのような問題があるのか,また,どのような点に注意すれば,効率的に活用することができるのか,について論じてみようと思う。
(第8章1節より一部抜粋)
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[書籍] 一発必中[1] 良い塗布膜を得るためのコントロール

54,000円(税込)
 近年、塗膜およびコーティングの高機能化と高品位化に伴い、欠陥を出さない細部にわたるプロセス制御が求められている。コーティングとは、塗液を液膜へと拡張し、溶剤を乾燥し固着させるプロセスと定義されるが、材料科学では、大きいエネルギー変化を伴う現象として理解できる。また、コーティングは広範囲な要素技術の集積であり、様々な視点でのアプローチが求められる。よって、プロセスの高精度化には、熱力学や流れ解析、および応力解析などの基礎技術の適用が不可欠である。
 本書では、濡れの基礎理論から始まり、表面処理、乾燥、加工技術、デバイス応用技術、膜質評価などのコーティングに関する内容について広範囲に記述する。また、各種トラブルの解析手法や事例を多く盛り込んでいる。本書はポイントとなる内容を一発で(ダイレクトに)分かるように、見出しを具体的に示した。また、本書内に掲載した実験データ等の多くは著者が取得した内容であり、測定手法およびノウハウを含めて記載している。よって、詳細な実験データや方法を記載し、読者が再実験も可能な内容とした。
 日々の開発製造現場における基礎として、本書の内容を役立てていただければ幸いである。
2012年 河合 晃
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[書籍] 微粒子触媒活性・表面処理とナノコーティング

54,000円(税込)
<発刊にあたって>

 粉体は様々な産業に利用されていますが、粉体はバルクの性質に加え、大きさや形といった粒子の性質および表面の性質が複雑に絡み合って制御が非常に困難です。一方、製品に粉体を配合する場合は何らかの表面処理を行いますが、その場合にはノウハウとして伝承されることが多かったと思います。

 筆者は化粧品の分野で粉体を扱いました。粉体によって共存する成分が分解したり、親水・疎水のバランスによって乳化系での粉体の挙動が異なったりすることから、実用的な観点で粉体の表面を調べました。粉体と共存する油脂の酸化や香料成分の分解などは従来余り測定されておらず、簡便な測定方法から研究をスタートさせました。その結果、粉体の「あるがままの表面」が明らかになってきました。

 触媒活性の強いものは香料などを分解させ製品の劣化を促進する悪者ですが、その力を使えば表面処理を簡単にできると考えられます。「あるがままの表面」をそのまま使って表面処理を行うことは、力ずくで処理するよりずっと自然にできます。ある環状シロキサンを使うと「自己組織化」のような作用で1ナノメートル以下の薄い網目状の均一な膜ができます。この膜に覆われることで粉体の触媒活性は封鎖され、また、この方法では色も形も変えることなく粉体を疎水性にすることができます。

 このナノ膜には付加することのできる基があり、そこに付加反応させることで様々なペンダント基を入れることができます。このように2段階の反応で機能性を付与できることからこの方法を機能性ナノコーティングと呼んでいます。

 第吃瑤任亙澗里隆靄榲な性質を、第局瑤任狼’柔ナノコーティングができるまでのあらましが書いてあります。この考え方は化粧品以外の様々な分野にも応用できると考えております。
2011年11月 福井 寛
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[書籍] 剥離対策と接着・密着性の向上

64,800円(税込)
 樹脂/金属/ガラス/薄膜/塗膜/コーティング/フィルム/インク/粘着剤/接着剤などは、さまざまな製品開発に使用されており、物と物を“くっつける”ということは基本的に大変重要な技術です。

 しかし実際には、「もっと接着性をあげたい」「付着性を向上させたい」という技術者・研究者の要望は依然として多いのが現状で、品質保証/信頼性という観点から「剥離するという問題」をまだまだ多く抱えています。

 そのような技術者・研究者の声に応えるべく、私たちは「剥離トラブルの対策」「接着性/密着性の改善・向上」という視点で、なかなか世の中に無い斬新な切り口で書籍を発刊することにいたしました。この書籍には、接着界面/内部応力などのメカニズムから製品事例や表面処理技術もふんだんに取り入れました。

 手元における1冊として、みなさまのお役に立てることを願ってやみません。 (書籍編集部)
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[書籍] 超微粒子の分散技術とその評価

64,800円(税込)
 樹脂/金属/ガラス/薄膜/塗膜/コーティング/フィルム/インク/粘着剤/接着剤などは、さまざまな製品開発に使用されており、物と物を“くっつける”ということは基本的に大変重要な技術です。

 しかし実際には、「もっと接着性をあげたい」「付着性を向上させたい」という技術者・研究者の要望は依然として多いのが現状で、品質保証/信頼性という観点から「剥離するという問題」をまだまだ多く抱えています。

 そのような技術者・研究者の声に応えるべく、私たちは「剥離トラブルの対策」「接着性/密着性の改善・向上」という視点で、なかなか世の中に無い斬新な切り口で書籍を発刊することにいたしました。この書籍には、接着界面/内部応力などのメカニズムから製品事例や表面処理技術もふんだんに取り入れました。

 手元における1冊として、みなさまのお役に立てることを願ってやみません。 (書籍編集部)
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[書籍] 上田隆宣氏の、数式のないレオロジー入門 (第4版)

54,000円(税込)
<第4版:発刊にあたって>

 2006年の初版から10年目に第4版を発刊することになりました。
 これほど長い間皆様に読まれるとは想像もできず、講義を聞いた人も6500名を超えた位になりました。第3版の発行は2011年でしたので現在の仕事を始める前で会社員との二足のわらじでしたが、2013年に日本レオロジー学会の会長に就任し、会長としての世の中への恩返しを第2の人生で行うために、2014年に独立して上田レオロジー評価研究所の代表として、今まで以上に初学者のためのレオロジー入門講座に磨きをかけてきました。

 そのような状況の中で廃刊ではなく第4版の依頼を受けたことは大変幸せに思います。レオメーターを直ぐに触れる環境の中で便利に使えるようになった装置をより広く使ってもらいたいということから、過去の講座で重要視していた古い測定経験の継承というような色合いを少なくして、現在の環境で直ぐにでも使えるようにするという方法に変化してきています。

 レオロジー討論会と関連深い日本化学会のコロイドおよび界面化学部会の副部会長と日本レオロジー学会の会長を同じ時期に経験したことから、化粧品業界をターゲットとした感触とレオロジーを結びつけるサイコレオロジー研究会の設立、希薄溶液で起こるレオロジー現象を対象にした希薄溶液の流動学研究会の設立など分散系を中心にしたレオロジーに前にも増して軸足を移した活動を続けている現在、第4版となるこの本が食品分野、医療分野など従来関連性のない分野の人たちがレオロジーを始めるきっかけになれば存外の幸せです。

 第4版ではデータも最新となり、大幅に書き足したことで、初学者が少し興味を持って次の段階に進む時にでも役立つようにしてあります。最後に10年もの間、根気強く出版、講演の支援をしてくださったサイエンス&テクノロジー社に感謝の気持ちでいっぱいです。

2016年 上田 隆宣
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(5/29) 混合物のGHS分類、SDS・ラベル作成のコツ

43,200円(税込)
 本講座では、JIS Z 7252に規定されている日本国内での化学物質及び混合物のGHS分類の考え方、実際の分類方法について、各危険有害性クラスごとに解説します。
また、JIS Z 7253に規定されているGHS対応国内向けSDS、ラベルの様式、その作成にあたっての留意点について解説します。

1. GHSの概要
2. GHSの国内導入
3. 混合物のGHS分類
4.SDS・ラベル作成の留意点