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(4/16)【名古屋開催】 海洋プラスチック汚染問題を回避するための 生分解性プラスチックの材料・製品設計指針

【名古屋開催】
海洋プラスチック汚染問題を回避するための
生分解性プラスチックの材料・製品設計指針


ポリ乳酸を中心とする生分解性プラの基礎・応用研究から技術・事業開発までを成し遂げた、当分野のパイオニア的存在、望月氏による「海洋汚染」と「生分解性プラスチック」をトコトン追究するセミナー、好評につき第2弾を開催!
第2弾は生分解性プラの具体的な材料・設計指針にクローズアップ。
海水中の分解速度だけに捉われて本質を見失うな!

日 時 2019年4月16日(火)  10:00〜17:00
会 場 愛知・名古屋市中村区 愛知県産業労働センター ウインクあいち
  11F 1107
 会場地図
受講料(税込) 48,600円  (会員受講料46,170円)  会員登録について
定価:本体45,000円+税3,600円
会員:本体42,750円+税3,420円
【2名同時申込みで1名分無料キャンペーン(1名あたり定価半額24,300円)】
※2名様とも会員登録をしていただいた場合に限ります。
※同一法人内(グループ会社でも可)による2名同時申込みのみ適用いたします。
※3名様以上のお申込みの場合、上記1名あたりの金額で受講できます。
※受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
※請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
(申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。)
※会員割引やその他の割引の併用はできません。

 なお、本システムのお申し込み時のカート画面では割引は表示されませんが、
上記条件を満たしていることを確認後、ご請求書またはクレジット等決済時等に
調整させて頂きます。

備 考※資料・昼食付
※講義中の録音・撮影はご遠慮ください。
※講義中のパソコン使用はキーボードの打音などでご遠慮いただく場合がございます。
備 考◇ 海洋プラスチック汚染の実態と生分解性プラスチックの存在意義・役割
◇ 地球環境保全と資源循環型社会に向けての世界の法規制動向と基準認証制度
◇ 生分解性プラスチックの最新技術(材料設計と成形加工)と用途・製品開発動向
◇ 自然界に流出し易い使い捨てプラや農林・土木・水産資材の材料・製品設計指針

講師

望月 政嗣 氏 [工学博士(京都大学)、高分子学会フェロー]
【専門】高分子材料科学、特にバイオプラスチックや生分解性高分子、
高分子の高性能・高機能化材料設計と成形加工技術、繊維・不織布の構造と物性
1968年 京都大学工学部高分子化学科卒。京都大学工学部助手を経て
1969年 ユニチカ(株)入社、中央研究所から大阪本社技術開発企画室を経て
2003年 理事、テラマック事業開発部長。この間山形大学と京都工芸繊維大学客員教授京都工芸繊維大学バイオベースマテリアル研究センター特任教授兼務、
2007年 ユニチカ(株)定年退職後、京都工芸繊維大学繊維科学センター特任教授(常勤)として5年間勤務。この間、日経BP技術賞その他受賞、日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示委員会委員長、(社)繊繊学会理事関西支部長等を歴任。著書に「バイオプラスチックの素材・技術最前線」、「生分解性ポリマーのはなし」、その他多数


講演趣旨

 地球上に生命が誕生しておよそ38億年、地球上の生命体が生み出す全ての高分子化合物は生分解性であり、そこには自然界の真のリサイクルシステムである物質循環(炭素循環)が成立し、これまで地球は決して廃棄物で埋まることはなかった。例えば、海洋中にはこれまで大量の流木や草本が流れ込んでいるにもかかわらず、自然生態系は泰然として健全に維持されてきた。しかるに、石油を原料とする非生分解性のプラスチックが出現してわずか60年後の今日、私達は今や深刻な海洋プラスチック汚染問題に直面している。
 私達は海洋プラ汚染問題を解決する生分解性プラスチックの材料・製品設計において、海水中での分解速度の速さを競うような小児病的短絡思考から早期に脱却し、自然界の叡智である天然の生分解性構造材料としての木材や草本の植物細胞壁成分であるリグノセルロースに学ばなくてはならない。先般の多大な参加者の下に盛況理に開催することができた第一回セミナーに引き続き、今回は第二弾として海洋プラ汚染問題を回避するための生分解性プラの具体的な材料・製品設計指針を皆様方と共に考える場としたい。

※複数名で受講の際は、備考欄に受講される方の「氏名・部署名・メールアドレス」を
ご連絡ください。

(4/16)【名古屋開催】 海洋プラスチック汚染問題を回避するための 生分解性プラスチックの材料・製品設計指針

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48,600円 (税込)

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講演内容

1.地球環境・資源・廃棄物問題の抜本的解決のために
 1.1 自然生態系の摂理
   1) 地球上に生命が生まれて38億年、地球はなぜ廃棄物で埋もれなかったのか?
   2) 自然界の生物が合成する高分子化合物は全て生分解性(土に、海に還る!)
   3) 自然界が有する真のリサイクルシステムである炭素循環へのリンク
 1.2 生分解性プラスチックの識別表示と環境負荷低減効果
   1)“グリーンプラ”マーク…日本バイオプラスチック協会(JBPA)識別表示制度
   2) カーボン・フットプリント…LCAによる環境負荷の客観的・定量的評価
 1.3 持続的な資源循環型社会の建設のために
   1) 欧米グリーンガイド指針…biodegradableではなくcompostable
   2) バイオリサイクルによる再資源化…堆肥化又はバイオガス化
   3) Compostable(堆肥化可能)認証基準…EN13432, ASTM D6400他
 1.4 世界のプラスチックや有機廃棄物に関する規制・法制化動向や業界動向
   1) 欧州…イタリア、フランス、ドイツ
     ・欧州ではごみ袋やレジ袋は生分解性が主流、仏は2020年に使い捨てプラ器具の50%を生分解性に切り替える法規制を制定!
   2) アジア…日本、インド、台湾
   3) 世界ラーメンサミット「大阪宣言」…ラーメン容器を生分解性プラに変換へ

2.海洋プラスチック汚染問題と生分解性プラスチック
 2.1 海洋プラスチック汚染の実態…地中海、南アジア、太平洋、北極海、琵琶湖
   1) 海洋中に流入する廃棄プラスチックの多い10河川や地域
   2) 魚、貝や鳥類、そしてプランクトン体内から無数のマイクロプラスチック
→ 食物連鎖の頂点に位置する人間の体内からも
   3) 犠牲の野生動物…毎年100万羽以上の海鳥と10万頭以上の哺乳動物、海亀
 2.2 生分解性プラスチックの存在意義と役割
   1) 国連環境計画「生分解性プラはあまり役に立たない」…軽薄にして短小な論理
   2) 海洋プラ濃度の経年変化(累積増加)曲線…非生分解性プラスチックと生分解性プラの比較
   3) 海洋汚染問題に対する短期的視点と長期的(グローバルな)視点
   4) マイクロチップは太古の昔より存在した?…海洋に流入する流木等の草木類
   5) 紙製ストローもマイクロチップのかたまり!?
   6) 自然生態系が許容し得る生分解速度(ポジティブ・コントロール)…律速分子はセルロースではなくて、リグニン!?
   7) 自然生態系が許容し得る低濃度レベルとは?
 2.3 生分解性プラスチックの海水中での分解挙動
   1) 温暖域表層海水中での分解挙動…PLA, PBS, PCL, PHBH
   2) 深層低温海水中での分解挙動…PCL,PHBH, PBS
    ・ポリ乳酸(PLA)は海水中で完全に生分解するのか、しないのか?
 2.4 海洋プラ汚染を回避するための材料・製品設計指針
   1) 製品寿命と分解速度の最適バランス…水産・養殖資材を例として
     製品寿命:できるだけ長く
     分解速度:自然生態系が許容するリグニンと同等以上(3〜5年?)
    ・先ず製品寿命(奉仕期間)の確保が第一義的に重要、分解速度の速いものはゴミの拡大再生産!
   2) 最適の素材選定と材料設計…ポリ乳酸を主体とする材料設計
 2.5 海洋プラ汚染を回避するための総合対策
   1) 廃棄プラの分別収集と3Rの推進
     ノルウェーやスウェーデンにおけるデポジット制度
     京都市における2R(リデュース、リユース)の推進
   2) ポイ捨て禁止の社会的規範や道徳の涵養
   3) 使い捨て製品や生ゴミ袋等の生分解性素材への転換と再資源化…北海道富良野市近隣5市町村(10万人都市)におけるバイオリサイクル/堆肥化推進
   4) 農林・園芸・土木・水産資材等の生分解性素材への転換

3.生分解性プラスチックの分類と基本特性
 3.1 生分解性プラスチックの分類
   1) 硬質タイプ…ポリ乳酸(PLA)
    ・生分解性(バイオリサイクル材)と長期使用耐久性(構造材料)の両面展開が可能な唯一のバイオプラスチック
   2) 軟質タイプ…
     ポリブチレンアジペート・テレフタレート(PBAT)系
     ポリブチレンサクシネート系(PBS, PBSA)
   3) その他…微生物ポリエステル(PHBV, PHBH)、PGA、デンプン系
 3.2 生分解特性
   1) 生分解挙動
     自然環境下(土中、海水中など)
     バイオリサイクル条件下…好気性下(堆肥化)又は嫌気性下(バイオガス化)
   2) 生分解機構
     酵素分解型…surface erosion(表面から溶かされて行く)
     非酵素分解型(加水分解型)…bulk degradation(全体的に壊れて行く)
    ・PLAが生分解性と耐久性の両面展開が可能な理由を生分解機構から理解する!
 3.3 安全性/食品衛生性の認証基準…食品衛生法370号、ポリ衛恊、FCN、EU

4.生分解性プラスチックの基幹素材としてのポリ乳酸(PLA)
 4.1 第二世代PLA…高L組成ポリ乳酸(high %L PLA)(%D<0.5%, Tm=175℃)
   1) D体共重合比(%D)が結晶化速度や熱的・機械的特性に及ぼす影響
   2) 高L組成ポリ乳酸の改良効果…耐熱性、寸法安定性、強度、成形加工性
 4.2 PLAの高性能・高機能化材料設計技術の進展
   1) 耐衝撃性…可塑剤、耐衝撃性改良剤、マルチ機能改質剤
   2) 耐熱性…造核剤、結晶化促進剤
   3) 透明耐熱性…溶解型核剤、結晶化促進剤 
   4) 耐久性(耐湿熱性)…加水分解抑制剤
 4.3 PLAの成形加工と用途・市場開発動向
   1) 成形加工性とは?
   2) 成形加工分野…繊維・不織布・モノフィラメント、フィルム・シート、真空・圧空成形、射出成形、発泡成形、ブロー成形
   3) 用途・製品・市場開発動向
     食品容器・包装材…青果物容器、使い捨て食器具、リターナブル食器、ティバッグ、生ごみ水切りネット
     農林・土木・園芸分野…防草シート、バーチカルドレインシート、土嚢、植樹ポット、植栽ネット、シェ−ルガス採掘用目止材
     生活雑貨分野…エコバッグ、タオル、ワイパー、シュリンク包装・ラベル、封筒窓貼り、ブリスターパック
     耐久性構造材料…電子機器筐体・部品、自動車内装材、ヘルメットライナー、3Dプリンター用モノフィラメント

  □質疑応答・名刺交換□

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