■本誌の特徴等
1.調査目的
「化学業界30社」に関する出願件数、出願人(共同出願人)、発明者、特許分類などに対し、ランキング、時系列推移、技術分布図など様々な観点から分析したパテントマップおよび、パテントチャートを作成し、
(1)「化学業界30社」にどのような技術の出願があるか、
(2)「化学業界30社」の技術開発動向はどのように推移しているか、
(3) 2017年1月~2020年9月における企業及び技術の注目すべき動向は何か、
(4) 化学業界30社と共同出願人との連携状況はどのようになっているか、
(5) これらの企業に強い弁理士(特許事務所)はどこか
等を明確にして、「化学業界30社」の知財の現状につき具体的なデータを提供し、今後の開発の指針決定に役立てようとするものである。
【 化学業界30社 】
1.富士フイルム 16.JSR
2.三菱ケミカルホールディングス 17.昭和電工
3.住友化学 18.東ソー
4.花王 19.クラレ
5.東レ 20.日本触媒
6.積水化学工業 21.ユニ・チャーム
7.日東電工 22.出光興産
8.昭和電工マテリアルズ 23.宇部興産
9.旭化成 24.三菱瓦斯化学
10.信越化学工業 25.イビデン
11.DIC 26.ダイセル
12.カネカ 27.トクヤマ
13.住友ベークライト 28.大陽日酸
14.日本ゼオン 29.関西ペイント
15.三井化学 30.東亞合成
2.特許情報の収集方法
本調査報告書は、「化学業界30社」の国内出願日:2009年1月1日~2020年9月30日に出願された公開特許について、検索、収集した。
また、報告書作成には、パテントマップ作成支援ソフト「パテントマップEXZ」(インパテック(株)製)を使用した。
特許情報公報の総数は 146,136 件である。
3.報告書の構成
本報告書は、以下の2つの部分から構成されている。
1.パテントマップ編
A.2017年1月~2020年9月の出願における新規出現した出願人、技術分類による動向分析
B.化学業界30社全体分析
C.化学業界30社技術開発状況分析(特許分類)
D.化学業界30社比較分析
E.上位6社個別分析
F.特定3社比較分析(1位富士フイルム、2位三菱ケミカルホールディングス、3位住友化学)
G.弁理士(特許事務所)の動向分析
2.パテントチャート編
4. 本報告書の特徴
● 「化学業界30社」に関する国内出願日:2009年1月1日~2020年9月30日の出願、さらには2017年1月~2020年9月の出願の技術動向が分かりやすく把握できる。
● 「化学業界30社」に関する弁理士(特許事務所)の動静が読み取れる。
● パテントマップおよびパテントチャートで視覚的に理解しやすい。