セミナー講師
東京科学大学 物質理工学院 教授 下山 裕介 氏
<経歴>
2011年~2016年 東京工業大学 大学院理工学研究科 化学工学専攻 准教授
2016年~2018年 東京工業大学 物質理工学院応用化学系 准教授
2019年~2021年 東京大学 大学院工学系研究科 マテリアル工学専攻
2018年~2024年 東京工業大学物質理工学院応用化学系 教授
2024年~現在 東京科学大学物質理工学院応用化学系 教授
<研究内容>
溶媒特性を活用した機能性材料プロセスについて研究
<専門>
化学工学
<その他>
化学工学会超臨界流体部会 副部会長 (2025~現在)
セミナー趣旨
超臨界CO2は、一般的なガスのCO2とは異なり、「固体成分を溶解する」、「液体と混ざり合う」といった特性を有します。超臨界CO2を媒体とした機能性材料の形成、設計においては、超臨界CO2が有する物性変化を把握することが不可欠となります。
本セミナーでは、超臨界CO2の溶解性や拡散性といった物性挙動に基づき、超臨界CO2を媒体とする機能性材料の形成プロセスならびに設計について紹介します。
<得られる知識・技術>
・超臨界CO2の溶解性と相平衡
・超臨界CO2の輸送物性
・超臨界CO2を媒体とした分離プロセス
・超臨界CO2を媒体とした材料プロセス
<プログラム>
1.超臨界CO2の物性
1-1 超臨界CO2の密度
1-2 超臨界CO2の溶解性
1-3 超臨界CO2の輸送物性
1-4 超臨界CO2の流体物性シミュレーション
2.超臨界CO2を利用した分離精製プロセス
2-1 超臨界CO2を利用した抽出プロセス
2-2 超臨界CO2を利用した晶析プロセス
2-3 超臨界クロマトグラフィー
3.超臨界CO2を利用した機能性材料の形成
3-1 超臨界乾燥による多孔質材の形成
3-2 超臨界含浸法による複合体の形成
3-3 超臨界堆積法による薄膜の形成
3-4 超臨界溶体急速膨張法による微粒子の形成
3-5 超臨界貧溶媒法による微粒子の形成
3-6 超臨界CO2による発泡プロセス
3-7 超臨界CO2による染色プロセス
3-8 超臨界CO2を媒体とした無機ナノ粒子の合成
3-9 超臨界CO2によるエマルション抽出プロセス
3-10 超臨界CO2による共結晶形成プロセス
4.超臨界CO2を媒体とした機能性材料プロセスの応用展開
4-1 医薬品・化粧品・食品分野への応用展開
4-2 半導体プロセスへの応用展開
□質疑応答□