コンピュータシステム導入


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コンピュータシステム導入について研究するページです。

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コンピュータシステム導入

コンピュータシステム(クライアント及びサーバー)を導入し、正式なテスト環境を設定する。
設計仕様書DS)に従って、準備されたプラットフォームが正確に稼働し、その要求を満たすことを検証するテストをIQInstallation Qualification)と呼ぶ。IQでは、作成されたIQスクリプトをもとに、ハードウェアの設置、OSデータベース等のインストレーション、ソフトウェアの導入を行い、その結果をIQ報告書(インストレーション結果報告書)として作成する。

IQ計画書の目的は、指定された環境でのコンピュータシステムのインストール手順を記載することである。記載する事柄は、インストール過程、実施作業の証拠文書(ログ)の作成、及び成果の確認である。
ハードウェアIQ計画書は、コンピュータシステムが完全な形で購入された場合でない時、あるいはコンピュータシステムの組立や修正が必要とされる場合に必要に応じて十分なレベルで記載すること。

IQスクリプトの目的は、実行するインストレーション手順を指定し、IQログを作成できるようにすることである。

IQログの目的は、IQスクリプトが実行されたことの証拠書類として実施記録を作成することである。
IQログはIQスクリプトを実施することによって作成される。
IQログは承認されたIQスクリプトのコピーを使用し、実施結果を記録し、注釈をつけ、すべてのテスト結果を添付または参照し、IQスクリプトを正確に実施したことの証拠書類を揃えること。
IQログはその後IQ報告書にて要約すること。

IQ報告書の目的は、インストールの成功と障害の概要、インストールされた設定項目の概要、及び例外記録とその分析を記載することである。


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