以下の課題を克服しなければならない。
GCP
- 印影一覧に代わるものは何か
・印影一覧と同等の担保が必要
- Co-investigatorのVisit単位の捺印(署名)をどうするか
- 症例報告書の写しの保存(医療機関側)
・必須文書として、医療機関側がCRFの写しを保存する必要があるが、EDCを利用してペーパーレス化した場 合、査察時に当局に何を見せるか?
- 電子CRFと監査証跡(修正履歴+修正理由)のリンク
- Clintrialなどのデータベースに移行した際に修正履歴をどう残すか?
- EDCのDBを正としても良いか?
- EDCのデファクトスタンダードは?
将来にわたって残るものでなければ、症例データを長期保存できない。
- 査察対応(治験依頼者、医療機関)
- 記録の長期保存
・他のシステムや方式へのマイグレーション
・ASP利用時のデータのアーカイヴ
ER/ES指針
- FDA(Part11)方式の電子署名(IDとパスワード)は厚生労働省に通用するか?
- インターネットなどを介して症例データをデータセンターに集める場合、いわゆるオープンシステムとなるため、機密性を確保する必要がある。
- ハイブリッドシステムとする場合、真正性を確保するためには、紙媒体への署名(記名・捺印)のタイミングおよび電磁的記録とのリンクが問題となる。
電子署名
デジタル署名はまだ実用的ではない