EDCをはじめよう


イーコンプライアンス ウェブセミナー


EDCについて研究するページです。

*万が一文中に解釈の間違い等がありましても、当社では責任をとりかねます。
 本文書の改訂は予告なく行われることがあります。

【第9話】 こんなEDCは使ってはいけない

EDC選定の条件
  • 将来にわたって生き残るシステムであること
  • グローバル治験に耐えうるシステムであること
  • 21 CFR Part 11、厚労省ER/ES指針、製薬協EDC自主ガイダンスを満たすこと
  • WEBベースであること(Thin Client)
  • 入力画面設計・変更が容易なこと
    • CRFのデザインが容易か?
    • Study毎のCRFデザイン(何日かかるか?)
  • Study毎のバリデーションが容易であること
  • 項目(フィールド)単位で監査証跡がとれること
    • フィールド毎に入力者・変更者・入力時刻・変更時刻が記録できるか?
  • ステータス管理が豊富なこと(ロジカルチェック済、eCRDレビュ済、症例固定済、SDV済)
  • アカウント管理表が適宜出力できること
  • 監査証跡の確認手順が容易であること
  • 症例票・監査証跡・電子署名情報を含むpdf(eCRF)が出力できること
  • データマネージメント機能が充実していること
  • SASデータセットの出力が容易なこと
  • EDCからCDMSに「電子CRF」と「監査証跡(修正履歴+修正理由)」の両方を容易に引き渡せること
  • 日本語による操作説明書がそろっていること
  • 日本語によるオンラインヘルプ・イーラーニングシステムが整っていること
  • 財務状況の良い会社であること

ある著名なEDCは、ユーザを無効化した際に、監査証跡が消えるという致命的な設計ミスがあります。
また同時ユーザ数が増えた際に、入力を受け付けなるという、パフォーマンスの問題を抱えたEDCもあります。
見た目や使いやすさだけで判断してはいけません。
くわしくは当社までお問合せください。

主なEDCシステム

会社名 製品名
Phase Forward InForm
Medidata Solution Rave
DATATRAK eClinical
Oracle Oracle Clinical RDC
DSG eCaselink
OmniComm TrialMaster
eTrials eTrials EDC
DataLabs Datalabs Clinical
Phoenix Data Systems PDS Express
NexTrials Prism
Ninaza Ninaza EDC
Lifetree Lifetree ICTM
eClinics Solutions eClinics Solutions
maaguzi maaguzi

※製品名は各社の商標です。

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用語集





QMS構築支援

FDA査察対応