不確かさの影響。
注記 1 影響とは,期待されていることから,好ましい方向又は好ましくない方向にかい(乖)離することをいう。
注記 2 不確かさとは,事象,その結果又はその起こりやすさに関する,情報,理解又は知識に,たとえ部分的にでも不備がある状態をいう。
注記 3 リスクは,起こり得る事象(JIS Q 0073:2010 の 3.5.1.3 の定義を参照。)及び結果(JIS Q 0073:2010の 3.6.1.3 の定義を参照。),又はこれらの組合せについて述べることによって,その特徴を示すことが多い。
注記 4 リスクは,ある事象(その周辺状況の変化を含む。)の結果とその発生の起こりやすさ(JIS Q 0073:2010の 3.6.1.1 の定義を参照。)との組合せとして表現されることが多い。
注記 5 リスクという言葉は,好ましくない結果にしかならない可能性の場合に使われることがある。
注記 6 この用語及び定義は,ISO/IEC 専門業務用指針−第 1 部:統合版 ISO 補足指針の附属書 SLに示された ISO マネジメントシステム規格の共通用語及び中核となる定義の一つを成す。
元の定義にない注記 5 を追加した。
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