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監査(audit)【ISO-9000:2015】

監査基準が満たされている程度を判定するために,客観的証拠を収集し,それを客観的に評価するための,体系的で,独立し,文書化したプロセス

注記 1 監査の基本的要素には,監査される対象に関して責任を負っていない要員が実行する手順に従った,対象適合の確定が含まれる。
注記 2 監査は,内部監査(第一者)又は外部監査(第二者・第三者)のいずれでもあり得る。
また,複合監査又は合同監査のいずれでもあり得る。
注記 3 内部監査は,第一者監査と呼ばれることもあり,マネジメントレビュー及びその他の内部目的のために,その組織自体又は代理人によって行われ,その組織適合を宣言するための基礎となり得る。
独立性は,監査されている活動に関する責任を負っていないことで実証することができる。
注記 4 外部監査には,一般的に第二者監査及び第三者監査と呼ばれるものが含まれる。
第二者監査は,顧客など,その組織に利害をもつ者又はその代理人によって行われる。
第三者監査は,適合を認証・登録する機関又は政府機関のような,外部の独立した監査組織によって行われる。
注記 5 この用語及び定義は,ISO/IEC 専門業務用指針-第 1 部:統合版 ISO 補足指針の附属書 SLに示された ISO マネジメントシステム規格の共通用語及び中核となる定義の一つを成す。
監査基準の定義と監査証拠の定義との間の循環の影響を取り除くため,元の定義及び注記を変更した。
また,注記 3 及び注記 4 を追加した。