1. HOME
  2. ブログ
  3. 医薬品
  4. コンピュータ化システムの3大原則
お役立ち情報

医薬品

コンピュータ化システムの3大原則

2013年1月1日に改定されたPIC/S GMP ANNEX 11 「Computerised Systems」の原則には以下のような記載がある。『マニュアルベースの作業をコンピュータ化システムに置き換える場合、結果として製品の品質、プロセスコントロールつまり品質保証を劣化させてはならない。プロセスの全般的なリスクが増えてもいけない。』これはコンピュータ化システム(自動化システム)を導入する上での原則である。マニュアルベースの作業(手作業)をコンピュータ化(自動化)した際に、以下の3つを保証しなければならない。

  1. 製品の品質を劣化させない。
  2. 製品の品質保証を劣化させない。
  3. リスクを増やさない。

ということである。

たとえば、昔はお米をお釜で炊いていた。手作業で「はじめちょろちょろなかぱっぱっ 赤子泣いても蓋とるな」といった具合に、口伝でおいしいお米の炊き方を継承してきた。
現代では、お釜はマイコン炊飯ジャーにとって変わった。”マイコン”とはマイクロコンピュータの略である。すなわちお釜というハードウェアにICチップが搭載されており、ファームウェアと呼ばれる小さなプログラムによって制御(コントロール)されている。

マイコン炊飯ジャー(自動化システム)において重要なことは、

  1. お釜でお米を炊いていた時と同じおいしさ、食感、甘さ、艶加減で炊き上げる。(品質を劣化させない)
  2. 炊飯する度に品質が異ならない。(品質保証を劣化させない)
  3. 食中毒を起こさない。(リスクを増やさない)

ということである。

つまりバリデーションの目的は、手作業で出来ていたことと同じ事が、コンピュータ化されたシステムでも出来なければならないということである。

■ 本記事に関連するおすすめ商品
書籍 【超入門】コンピュータ化システムバリデーション

コンピュータ化システムバリデーションの考え方を基礎から解説する。用語の定義から実施手順までを一冊で押さえられる。

価格:44,000円(税込)

書籍の詳細を見る ▶
QMS手順書ひな形 【コンピュータ化システム適正管理ガイドライン対応】コンピュータ化システム管理規程

厚生労働省コンピュータ化システム適正管理ガイドラインに対応した管理規程のひな形である。MS-Word形式で自社用に加筆・修正できる。

価格:99,000円(税込・ダウンロード版)

ひな形の詳細を見る ▶
ビデオ・VOD 【ビデオ・VOD】【超入門】CSV&CSAセミナー

CSVとCSAの双方を超入門から解説する。従来のバリデーションとの違いを整理したい場合に適する。

価格:77,000円(税込)〜 ※視聴形態により異なります

ビデオの詳細を見る ▶

この分野の解説動画

  1. この記事へのコメントはありません。

関連記事