
規程・手順書の制改訂を、起案から発効・教育まで1つの流れで。
規程・手順書・様式の改訂で、レビューの依頼や承認の回覧、発効日の管理、教育の手配に手間がかかっていませんか。改訂中の版と発効中の版が混ざる心配はありませんか。QMS管理は、文書体系づくりから起案・AI レビュー・レビュー・承認・発効・定期見直しまでを、ひとつの流れで管理するシステムです。
主な機能
起案から AI レビュー・レビュー・承認・発効・定期見直しまでを、ひとつの流れで。
AI がかかわれるのは「AIレビュ済」まで。承認は人の電子署名で行います。
QMS(品質マネジメントシステムの文書体系)を作り、その中で統制文書を作成・改訂します。AI が下書きと指摘を出し、レビューと承認は人が行います。承認のときに決めた発効日になると、自動で発効します。
QMS(文書体系)を作る
まず QMS を作り、対象の規制・規格を選びます。選んだ規制・規格は、AI レビューの判定基準になります。文書を並べる階層は自由に組めます。規格の条項ツリーや目次マスターから展開することもできます。構成が決まったら、確定(ロック)できます。
- 条項ツリーから展開できる規格:ISO 13485・QMSR・MDR・QMS省令
- 目次マスターからの展開
- 構成の確定(ロック)
文書を作る・取り込む
文書は、1 件ずつの新規作成のほか、一括作成もできます。新しい版のファイルをアップロードしたり、既存の文書を複写・移動したりもできます。文書番号は自動で重複なく付きます。編集する人がチェックアウトしている間、ほかの人は編集できません。
- 新規作成・一括作成・新版のアップロード・複写・移動
- 文書番号の自動採番(重複なし)
- チェックアウトによる編集の排他
AI ドラフト作成と、様式・章立ての提案
空の文書で AI ドラフト作成を実行すると、規制と上位文書に沿った手順書の案を作ります。起案者は、この案を土台に自社の実態に合わせて書き直します。手順書から、必要な様式・記録の候補を出すこともできます。
- 空の文書への手順書の案
- 手順書から、必要な様式・記録の候補
- QMS省令の章立てから ISO 13485 の章立てへの組み替え案
文書の AI レビュー
起案した文書で AI レビューを実行します。AI が指摘を起案し、外部の情報源で裏を取ってから、指摘を確定します。この「起案 → 裏取り → 確定」を 1 回として、未解消の指摘がなくなるまで繰り返します。結果は、元の Word に変更履歴とコメントを書き込んで返します(.docx の場合)。「反映」を選ぶと、新しい版にできます。
- 繰り返しは既定 3 回・上限 5 回です。全体で約 12 分を目安に打ち切ります
- 打ち切った場合、残った指摘は「未解消」として記録します
- 回数・収束したかどうか・残った指摘を記録します
AI レビューの判定基準は、QMS で選んだ規制・規格です。実行前に、AI クレジットの消費の見込み(当月の消費と枠)を表示します。
専門家パネル
重要な文書は、文書の画面から専門家パネルを都度実行できます。文書に合わせて専門家役の AI を編成し(最大 7 名)、各専門家が互いの結果を見ずにレビューします。統括役が結果を統合・調停します。弱点を探す役(敵対的レビュアー)は、必ず加わります。
- 専門家役は最大 7 名
- 互いの結果を見ずにレビューし、統括役が統合・調停
- 敵対的レビュアーが必ず加わります
フォルダ単位の AI レビュー
フォルダを指定して AI レビューを実行すると、その中の文書群をまとめて点検します。文書どうしの矛盾・重複・用語の揺れや、上位文書との整合を、報告書にまとめます。各文書の改訂案は、一括で反映できます。
- 点検の観点:矛盾・重複・用語の揺れ・上位文書との整合
- 報告書は Word・HTML で出力
- 各文書の改訂案の一括反映
レビューと承認
作成からレビュー、承認、発効までを、ひとつの流れで回します。レビュアーは複数指名でき、並行で見るか順次で見るかを選べます。レビュアーは、完了か差し戻しを選びます(コメント必須)。承認者は、パスワードを再入力する電子署名で承認または却下します。
- レビュアーの複数指名(並行・順次を選択)
- レビューの完了・差し戻しはコメント必須
- 承認・承認却下は電子署名。作成者本人は承認できません
電子署名と監査証跡の共通の仕組みは、紹介ページでご説明しています。
発効日・有効期限と教育
承認のときに、発効日と有効期限を決めます。発効日になると自動で発効し、それまで発効していた版は同時に終了します。承認(電子署名)の直後には、教育・力量管理で対象者へ教育を自動で割り当てます。
- 発効日に自動で発効し、旧版は同時に終了
- 教育の期限は発効予定日。教育の対象が決まっていない文書は、全利用者に割り当てます
- QMS ごとに「教育が終わるまで発効しない」設定ができます(既定はオフ)
発効版と作業版の区別・アクセス権
改訂の途中でも、一般の利用者には発効版だけを見せます。作業版は、権限のある人だけが扱えます。フォルダ単位で、グループ・部署ごとのアクセス権も設定できます。
- 一般の利用者に見えるのは発効版だけ
- 作業版は権限のある人だけ
- フォルダ単位のアクセス権(グループ・部署ごと)
引用している文書の改訂の検知
ある文書が改訂されると、それを引用している文書を自動で見つけて警告します。警告を受けた担当者は、次のどちらかを選びます。
- 「影響なし」を、理由とともに記録する
- 「関連文書を参照して更新案を作成」を選び、更新案を作る
定期見直しと廃止
定期見直しの期限の 90 日前と、期限を過ぎたときにお知らせします。見直した結果、内容を変えない場合は「確認のみ」で期限を延ばせます。文書を廃止するときは、理由を記入し、電子署名で行います。廃止した文書は消さずに残し、保管期限を設定します。
- 期限の 90 日前と期限超過をお知らせ
- 「確認のみ」で期限を延長
- 廃止は理由の記入と電子署名。文書は残し、保管期限を設定
標準QMSライブラリ
当社の文書を集めた標準QMSライブラリを見て、必要な文書を自社の QMS へ導入できます。導入した文書は「作成中」で登録されます。その後、自社の文書として AI レビュー・レビュー・承認を経て発効します。
無料ライセンスで標準QMSライブラリの文書を導入(複写)するには、ショップでのご購入が必要です。
業務の流れの例
規程・手順書の改訂は、この順に進みます(青=AI の下書き、橙=人が決める)
- 起案チェックアウトして改訂
- AI レビュー起案→裏取り→確定を繰り返す
- レビュー完了か差し戻し(コメント必須)
- 承認(電子署名)発効日と有効期限を決める
- 教育の自動割当承認の直後に対象者へ
- 発効発効日に自動で。旧版は同時に終了
- 定期見直し期限の 90 日前と期限超過をお知らせ
- 起案起案者が文書をチェックアウトして改訂します。新しく作る場合は、AI ドラフト作成で手順書の案を作り、それを土台に書きます。
- AI レビューAI が「起案 → 裏取り → 確定」を繰り返し(既定 3 回・上限 5 回)、指摘を Word の変更履歴とコメントで返します。起案者は指摘を見て、反映するかどうかを決めます。
- レビュー指名されたレビュアーが、並行または順次でレビューします。完了か差し戻しを、コメントを付けて選びます。
- 承認(電子署名)承認者が、パスワードを再入力する電子署名で承認します。このとき発効日と有効期限を決めます。作成者本人は承認できません。
- 教育の自動割当承認の直後に、教育・力量管理で対象者へ教育を自動で割り当てます。期限は発効予定日です。教育影響評価も自動で起票し、教育責任者に知らせます。
- 発効発効日になると自動で発効し、旧版は同時に終了します。一般の利用者には、新しい発効版だけが見えます。
- 定期見直し見直しの期限の 90 日前と期限超過をお知らせします。変更が不要なら「確認のみ」で期限を延ばし、改訂が必要なら起案に戻ります。
QMS ごとに「教育が終わるまで発効しない」設定にすると、教育の完了を待ってから発効します(既定はオフ)。
AI が下書きし、人が決める
AI が下書き・提案すること
- 文書の AI レビュー:起案・外部の情報源での裏取り・確定を、上限回数まで繰り返して指摘を出します
- レビュー結果を、元の Word に変更履歴とコメントで書き込みます(.docx の場合)
- 専門家パネル:最大 7 名の専門家役が互いの結果を見ずにレビューし、統括役が統合・調停します
- フォルダ単位の AI レビュー:矛盾・重複・用語の揺れ・上位文書との整合の報告書と、各文書の改訂案
- AI ドラフト作成:規制と上位文書に沿った手順書の案
- 手順書から、必要な様式・記録の候補
- QMS省令の章立てから ISO 13485 の章立てへの組み替え案
人が決めること
- AI の指摘や改訂案を、反映するかどうか
- レビューの完了と差し戻し(コメント必須)
- 承認・承認却下・廃止(パスワードを再入力する電子署名)。作成者本人は承認できません
- 引用文書の改訂の警告に対して「影響なし」とするか(理由を記録します)
- AI がかかわれる文書の状態は「AIレビュ済」までです
AI ができるのは、提案と下書きまでです。承認と電子署名には本人の再認証が必要で、AI が実行する経路はありません。お客様のデータを AI の学習に使いません。
出力・記録
| 出力・記録 | 形式・内容 |
|---|---|
| 文書ファイル | 発効版・作業版・過去の版 |
| 改訂の対比 | 前の版との違いを、変更履歴付きの Word でダウンロード(参考出力) |
| AI レビューの結果と記録 | 結果(Word)と、その記録(Word) |
| AI レビューの履歴 | Excel |
| フォルダ AI レビューの報告書 | Word・HTML |
| 文書ごとの監査証跡 | Excel |
文書の AI レビューと専門家パネルでは、次の内容を記録します。
- 使ったプロンプトの版
- 反復の回数と、収束したかどうか
- 残った指摘(打ち切った場合は「未解消」として記録)
- 参照した資料
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